SINCE 2009.6
メイン:ウィザードリィを中心とするダンジョンRPGの妄想プレイ日記が主でございます。
サブ:その他もろもろを書き連ねています。ジョジョとか音楽とか。
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金剛石の騎士たち エピローグ4
~ダイヤモンドナイツ~
どうやっても、勝てない・・・
もうこれで何度目になるのか。
迷宮の最深部において遭遇した悪魔の大集団。
魔人ダパルプスが今際の際に召喚したデーモンロードと呼称される大悪魔と、もう何度剣を交えただろうか。
何度かデーモンロードを倒したときもあったものの、取り巻きのグレーターデーモンらの唱える攻撃魔法に体力を奪われる結末に変わりはなかった。
その都度、奇跡の魔法RE:SETで時を戻す羽目になる。
そしてさらに最悪なことに、脱出路が存在しない。
そこは完全に袋小路になっており、魔法が使えず転移の兜も失ってしまったマルタボーにとっては無限地獄に落ちたも同然であった。
「やむをえん、あれをやるか・・・」
一縷の望みをかけて、ドワーフは最後の策に打って出た。
「KOD'S」を手放す。すると帰巣本能なのか、それぞれがもと安置されていた箇所に転移していった。
誰かが、察知してくれれば。
誰かが、再度KOD'Sを集め、ここまで来ることができれば。
******
結論から言うと、彼は賭けに勝った。
それも、彼自身も想像もしなかった方向に。
簡易魔方陣CAMPでひたすら待つ彼の前に現れたのは、KOD'Sを纏ったドワーフの女侍。
驚くマルタボーの前で、さらに驚く内容を彼女は言った。
もう一人を待つ、と。
そしてまたしばらく時が流れて、もう一人の騎士が姿を現した。
エルフの君主・・・
******
その戦いは熾烈を極めた。
大変異MAHAMANを唱えたステイアのおかげで、悪魔達の魔法は封じ込めることに成功した。
しかし、回復魔法を頼みにしていたオリノコは早々に麻痺。
増殖を続ける悪魔軍団に立ち向かうマルタボーとステイア。
徐々に削られていく体力、精神力。
だが、最後にその場に立っていられたのは、無論悪魔ではなくドワーフなのであった・・・
******
こうして、リルガミンを襲った災難は終焉を迎えた。
これ以後、地下迷宮は魔物が全て消え去り、ニルダの寺院として奉じられていくことになる。
そして、冒険者達は・・・
~ダイヤモンドナイツ~
どうやっても、勝てない・・・
もうこれで何度目になるのか。
迷宮の最深部において遭遇した悪魔の大集団。
魔人ダパルプスが今際の際に召喚したデーモンロードと呼称される大悪魔と、もう何度剣を交えただろうか。
何度かデーモンロードを倒したときもあったものの、取り巻きのグレーターデーモンらの唱える攻撃魔法に体力を奪われる結末に変わりはなかった。
その都度、奇跡の魔法RE:SETで時を戻す羽目になる。
そしてさらに最悪なことに、脱出路が存在しない。
そこは完全に袋小路になっており、魔法が使えず転移の兜も失ってしまったマルタボーにとっては無限地獄に落ちたも同然であった。
「やむをえん、あれをやるか・・・」
一縷の望みをかけて、ドワーフは最後の策に打って出た。
「KOD'S」を手放す。すると帰巣本能なのか、それぞれがもと安置されていた箇所に転移していった。
誰かが、察知してくれれば。
誰かが、再度KOD'Sを集め、ここまで来ることができれば。
******
結論から言うと、彼は賭けに勝った。
それも、彼自身も想像もしなかった方向に。
簡易魔方陣CAMPでひたすら待つ彼の前に現れたのは、KOD'Sを纏ったドワーフの女侍。
驚くマルタボーの前で、さらに驚く内容を彼女は言った。
もう一人を待つ、と。
そしてまたしばらく時が流れて、もう一人の騎士が姿を現した。
エルフの君主・・・
******
その戦いは熾烈を極めた。
大変異MAHAMANを唱えたステイアのおかげで、悪魔達の魔法は封じ込めることに成功した。
しかし、回復魔法を頼みにしていたオリノコは早々に麻痺。
増殖を続ける悪魔軍団に立ち向かうマルタボーとステイア。
徐々に削られていく体力、精神力。
だが、最後にその場に立っていられたのは、無論悪魔ではなくドワーフなのであった・・・
******
こうして、リルガミンを襲った災難は終焉を迎えた。
これ以後、地下迷宮は魔物が全て消え去り、ニルダの寺院として奉じられていくことになる。
そして、冒険者達は・・・
マルタボー「しかし、まさかお前らが来るとは思わなかった」
オリノコ「それはこちらの台詞だ。用事を済ませて戻ってみればお前が遭難したと聞いたときには驚いたぞ」
ゾディ「さすがになぁ。こりゃやばいって俺もう諦めてたし」
ステイア「まぁ、結局のところエルアキの筋書き通りになったわね。」
マルタボー「しかしあの戦いは酷かった・・・RE:SETがもう使えないのは残念だがな、もう二度とあんなのはごめんだぜ。」
コーネリア「私も使ってみたかったですねぇ、その魔法。」
シン・シロ「ところで、この計画を考案したエルアキさんは今どちらに?」
ガッサム「けっ、また請求書でも書いてるんじゃないのかい」
B・スペイサー「そ、それがですねぇ、もうアルマールに行ってしまったみたいなんですよ」
ゾディ「マジでかっ!あいつが無償でやってくれたってことかよ」
B・スペイサー「いやいやいや、しっかり請求書?みたいなのは置いていったみたいですけど」
コーネリア「今度は幾らふんだくるつもりなんですかね?」
シン・シロ「どれどれ・・・『落ち着いたらアルマールに来い。店が軌道に乗るまでつきあってもらう』ですって」
ガッサム「やっぱりかよぉ、しばらくただ働きかぁ?」
マルタボー「仕方がない。でかい借りができたからな。しばらくはつきあってやるか。」
B・スペイサー「なにやらされるんですかねぇ。不安ですねぇ・・・」
ステイア「がんばってね、みんな。いずれ私も行くからそれまではいてね。」
オリノコ「私も、今抱えていることが終われば寄らせてもらおうか」
まだ語り残した事柄は多いが、これで後世に知られる「KNIGHT(’s) OF DIAMONDS」の記録は終わる。
その後彼らがどうなったのか、諸説あるものの、それはまた別の機会に語られるものであろう。
金剛石の騎士たち エピローグ
了
オリノコ「それはこちらの台詞だ。用事を済ませて戻ってみればお前が遭難したと聞いたときには驚いたぞ」
ゾディ「さすがになぁ。こりゃやばいって俺もう諦めてたし」
ステイア「まぁ、結局のところエルアキの筋書き通りになったわね。」
マルタボー「しかしあの戦いは酷かった・・・RE:SETがもう使えないのは残念だがな、もう二度とあんなのはごめんだぜ。」
コーネリア「私も使ってみたかったですねぇ、その魔法。」
シン・シロ「ところで、この計画を考案したエルアキさんは今どちらに?」
ガッサム「けっ、また請求書でも書いてるんじゃないのかい」
B・スペイサー「そ、それがですねぇ、もうアルマールに行ってしまったみたいなんですよ」
ゾディ「マジでかっ!あいつが無償でやってくれたってことかよ」
B・スペイサー「いやいやいや、しっかり請求書?みたいなのは置いていったみたいですけど」
コーネリア「今度は幾らふんだくるつもりなんですかね?」
シン・シロ「どれどれ・・・『落ち着いたらアルマールに来い。店が軌道に乗るまでつきあってもらう』ですって」
ガッサム「やっぱりかよぉ、しばらくただ働きかぁ?」
マルタボー「仕方がない。でかい借りができたからな。しばらくはつきあってやるか。」
B・スペイサー「なにやらされるんですかねぇ。不安ですねぇ・・・」
ステイア「がんばってね、みんな。いずれ私も行くからそれまではいてね。」
オリノコ「私も、今抱えていることが終われば寄らせてもらおうか」
まだ語り残した事柄は多いが、これで後世に知られる「KNIGHT(’s) OF DIAMONDS」の記録は終わる。
その後彼らがどうなったのか、諸説あるものの、それはまた別の機会に語られるものであろう。
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