SINCE 2009.6
メイン:ウィザードリィを中心とするダンジョンRPGの妄想プレイ日記が主でございます。
サブ:その他もろもろを書き連ねています。ジョジョとか音楽とか。
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金剛石の騎士たち エピローグ3
~チームEの奮闘~
ニルダの杖が安置されてから、いったい何日たったのだろうか。
一番の功労者であるはずのドワーフ、マルタボーは地下深く、「キャンプ」と呼ばれる簡易魔方陣の中でただ、寝転がっていた。
なぜか、装備品は何もない。
いや、鍵を一つ、もてあそんでいるようだがそれ以外は平時の麻の服を着ている、あまりにも迷宮の奥底には似つかわしくない格好で、彼は一体何をしているのだろうか?
「あいつら、ちゃんとメッセージ理解したろうか」
つぶやくドワーフに答えるものはなく。
ただ迷宮の暗闇が広がるのみであった・・・
数日前。
ニルダの杖が無事にリルガミンに戻ってから数日。
一部の冒険者達は、迷宮に巣くう魔物の掃討を名目に地下迷宮へと降りていた。
今では「金剛石の騎士」で知られるマルタボーもその一人だったが、KOD’Sをニルダ神へ返納してからは普通の装備に切り替えて掃討戦に参加していた。
しかし、戯れにKOD’Sが安置されていた場所へ行ってみると、驚いたことにまたKOD’Sの武具があり、最初と同じように襲い掛かってきたのだ。
どうにか退けると、マルタボーたちチームEの面々は再びKOD’Sの回収に取り掛かった。
少なからぬ被害を出しつつも、どうにかすべてを回収した一行は、再度寺院へ持ち込んだのであった。
ニルダの意図がまったく読めなかったからであるが、寺院の僧侶達も、王宮も、賢者達も誰も答えを持っていなかった。
なぜ、再びKNIGHT OF DIAMONDSの装備一式をニルダは下賜されたのか?
結局のところ、結論が出ることもなく、当のマルタボー本人からの提案により再度一人で地下へ降りることになったのだった。
そして、その日遅くにぼろぼろになって戻ってきたマルタボーは驚くべき報告をした。
あらたな迷宮の存在。そして、真の敵の存在を・・・
地下6階、ニルダの亡霊が出現した場所へ再度向かったマルタボーは、そのとき、まばゆい光とともに全く知らない未知のダンジョンに放り込まれたのだという。
その間際、一瞬だけであったがマルタボーの脳裏に直接響く声。
”このフロアの奥に潜む全ての元凶、魔界の君主を打ち倒すべし!”
”汝に授けるはあらたなる力Re:Setの魔法”
”それすなわち、数刻の時を戻す魔法なり”
”ただし使い方を誤るなかれ。克服できぬ災難がおきることもあるゆえに・・・”
そして、さまよう彼に襲い掛かる強力な敵の数々。
幾度マルタボーは死んだのだろうか?
その都度ニルダに授かったRe:Setを用い、徐々に歩を進めていったのだったが。
その探索の中、まさに思いがけない災難がマルタボーを襲ったのだった。
つづく
~チームEの奮闘~
ニルダの杖が安置されてから、いったい何日たったのだろうか。
一番の功労者であるはずのドワーフ、マルタボーは地下深く、「キャンプ」と呼ばれる簡易魔方陣の中でただ、寝転がっていた。
なぜか、装備品は何もない。
いや、鍵を一つ、もてあそんでいるようだがそれ以外は平時の麻の服を着ている、あまりにも迷宮の奥底には似つかわしくない格好で、彼は一体何をしているのだろうか?
「あいつら、ちゃんとメッセージ理解したろうか」
つぶやくドワーフに答えるものはなく。
ただ迷宮の暗闇が広がるのみであった・・・
数日前。
ニルダの杖が無事にリルガミンに戻ってから数日。
一部の冒険者達は、迷宮に巣くう魔物の掃討を名目に地下迷宮へと降りていた。
今では「金剛石の騎士」で知られるマルタボーもその一人だったが、KOD’Sをニルダ神へ返納してからは普通の装備に切り替えて掃討戦に参加していた。
しかし、戯れにKOD’Sが安置されていた場所へ行ってみると、驚いたことにまたKOD’Sの武具があり、最初と同じように襲い掛かってきたのだ。
どうにか退けると、マルタボーたちチームEの面々は再びKOD’Sの回収に取り掛かった。
少なからぬ被害を出しつつも、どうにかすべてを回収した一行は、再度寺院へ持ち込んだのであった。
ニルダの意図がまったく読めなかったからであるが、寺院の僧侶達も、王宮も、賢者達も誰も答えを持っていなかった。
なぜ、再びKNIGHT OF DIAMONDSの装備一式をニルダは下賜されたのか?
結局のところ、結論が出ることもなく、当のマルタボー本人からの提案により再度一人で地下へ降りることになったのだった。
そして、その日遅くにぼろぼろになって戻ってきたマルタボーは驚くべき報告をした。
あらたな迷宮の存在。そして、真の敵の存在を・・・
地下6階、ニルダの亡霊が出現した場所へ再度向かったマルタボーは、そのとき、まばゆい光とともに全く知らない未知のダンジョンに放り込まれたのだという。
その間際、一瞬だけであったがマルタボーの脳裏に直接響く声。
”このフロアの奥に潜む全ての元凶、魔界の君主を打ち倒すべし!”
”汝に授けるはあらたなる力Re:Setの魔法”
”それすなわち、数刻の時を戻す魔法なり”
”ただし使い方を誤るなかれ。克服できぬ災難がおきることもあるゆえに・・・”
そして、さまよう彼に襲い掛かる強力な敵の数々。
幾度マルタボーは死んだのだろうか?
その都度ニルダに授かったRe:Setを用い、徐々に歩を進めていったのだったが。
その探索の中、まさに思いがけない災難がマルタボーを襲ったのだった。
つづく
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最強魔法の封印が解けた!
Re:Set
最強魔法来た(笑)
これぞ神の力なり。
神の力を授かったマルタボー。
もはやおそるるものあらざらんや。
だがしかし・・・
次回を待て!
うむむ。Re:Setの魔法を使っても思いがけない災難とはいかに?
最強魔法来た(笑)
これぞ神の力なり。
神の力を授かったマルタボー。
もはやおそるるものあらざらんや。
だがしかし・・・
次回を待て!
うむむ。Re:Setの魔法を使っても思いがけない災難とはいかに?
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