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SINCE 2009.6 メイン:ウィザードリィを中心とするダンジョンRPGの妄想プレイ日記が主でございます。 サブ:その他もろもろを書き連ねています。ジョジョとか音楽とか。
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金剛石の騎士たち 25

二十五日目

チームE
特に事件もなく、順調にレベル上げは続く。
シン・シロL9、ケーニャL11になった。とりあえず地下3階でもこれで戦えそうだ。

チームN
さして苦労することなく、地下3階において謎の鍵(ミスリルの鍵)を入手。
鑑定しないとこれが何かわからない彼らはここで帰還せざるをえない。
しばらくは修道院付近でレベルアップにはげむ。
カケル・ステイアそれぞれL11になった。
ドワーフメイジ、ステイアは生命力17もあるためHP62。
しかし人間のメイジ、カケルは生命力10であり、HP27。
同じレベルの魔法使いで倍以上違うのは、もはや犯罪だよな・・・
ちなみに、チームNのなかでは彼女ステイアがHPの高さでNO2になった。
NO1はもちろんドワーフ戦士エルアキ(HP120)。
ぶっちぎり全パーティ中断トツ!
NO3は人間戦士ダフニ(HP56)。

チームG
先日、ミスリルの鍵を見つけた彼らは、一つの仮説をたて、実証するために地下2階へとやってきていた。
そう、「銀色に光り輝く扉」があって、まったく進めなかったポイントだ。
問題の箇所に着いてみると、彼らの目の前で扉は消滅してしまった!
きわめて魔法的な扉だったのか・・・
そして、その奥で待ち構えていたものこそ、2つ目の「KOD'S」、伝説の盾であった。

ラハ「見て!きっとあれがダイヤモンドの騎士の装備ね?」
リヴァ「盾が宙に浮かんでおるわ。『鎧』のときのように動き出すのかな」
フォールズ「鎧は知らんけど盾だよぉ?たいして危険もないと思うけどなあ」
そんな会話をしつつ、慎重に近づいていく一行。
しかし、あと10歩ほどの距離に近づいたとき、彼らは乗り越えねばならない「試練」の意味を悟るのだった。
瞬時に、ただ浮かんでいた盾が高速回転を始めた!
複雑な軌跡を描きつつ、圧倒的なスピードでパーティに襲い掛かってきた「それ」はあっけにとられ対処できない僧侶リヴァの懐に飛び込み60のダメージ!ただの一撃で離れた壁に叩きつけられるリヴァ。
その胸はざっくりと裂け、もはや息をしていないとわかる。
オリノコ「・・・やるしかない。メイジたちは攻撃魔法と補助魔法を!いくぞ!」
高速で回転する盾を、誰もまともに捕らえられない。
そもそも生物でない存在に、自分の打撃がどれほど損害を与えているのか彼らには判る術はなかった。
次にオリノコが69ダメージ、またも一撃で吹き飛ばされ、絶命。
フォールズ、隠れる前に後方から襲われ43ダメージ、死亡。
ラハ、懸命に放ったMADALTOがまったく効かなかったためMORLISに切り替えるも69ダメージを受けて即死。
残るは二人、戦士カースムと魔法使いドワコのみ。
4ターンで4人死亡というありえない現状に、ただ哂うのみだ。
これまで的確にダメージを与え続けてきたカースムに襲い掛かる盾、マジックシールド。
57のダメージを受けるが、すれ違いざまに渾身の一撃を叩きつける!
さすがにふらついた盾は、一時的にその回転を弱めた。
やったか?しかし、次の攻撃でカースムは床に叩きつけられ、動かなくなった。
一人残ったドワコは、先ほどより心なしか回転が遅くなったように見える盾をじっと見つめた。
ドワコ「私にできるだろうか?!魔法は効かないとなると、もうあれしかないか。
      でも、やらなければ、・・・やられる。」
カースム「・・にげ・・・ろ・・」かろうじてまだ息のあったカースムが後方を指し示す。
しかし、彼女は、持っていた杖を投げ捨てた。深く息をしながら重心を低く、右手を前に、左手を腰に当て奇妙なポーズを作る。
かつて記憶をなくした彼女のなかにあった、魔法とともに存在する奇妙な体術の記憶。
リルガミンにおいては誰も理解者のいなかったその「武道」の記憶をもとに、彼女は一つの「構え」をとった。
チャンスはただ一度。おそらくあの高速スピンをまともにうければ耐えられまい。
見越したかのように、動き出す盾。微動だにしないドワコ。
すれ違いざま、ほんの一瞬のタイミング。そのわずかの差に、彼女はすべてをかけて回転する盾の中心点に拳を叩き込んだ!(11ダメージ)

その一撃、盾の致命的な攻撃よりもほんのわずか先に入ったその一撃で、盾は動きを止めたのだった・・・
7ターンの攻防の末、ついにチームG、いや、ドワコは伝説の盾を手にすることが出来たのだった。
だが、カースムも他の4人も、もう息をしていない。
「やれやれだわ・・・」一息ついた彼女は、死体袋を用意しながらつぶやいた。
「訓練場のもうろく爺さんに、もう一度話を聞いてみる必要があるかもしれないわね」

雑魚をMAKANITOなどで一掃し、5人分の遺体をゆっくりひきずって彼女は無事、生還した。

ドワコL11となる。

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ドワコさんGJ!
まさか魔術師の拳でマジックシールドを討ち取るとは…
前回の「決断」とはそういうことだったんですね。

それにしてもマジックシールドの打撃って怖いですね。
ほぼ1ターンにひとり殺られてますから。
Marutabo 2010/11/21(Sun)06:43:47 編集
本気で全滅覚悟
全滅したと、思いましたよ本当に!
よくもまあ、勝てたものです。
やっぱり低すぎるHPに苦しめられています。
きっと今後も。
うぐい URL 2010/11/21(Sun)08:18:24 編集
やるじゃないか、ドワコ!
なるほど☆
「ドワコがやった」ってのはこういうことでしたか。
まさかの打撃攻撃でしたな。
ドワコ、武道家に転職か?
グレたでーもん 2010/11/21(Sun)14:53:16 編集
やったねドワコ!
なるほど。盾は回転しながら突っ込んでくるからダメージがでかいのか。目からうろこ。盾は鎧の次に出てくる割にはかなり強いんですよねー。しかも今回パーティのHPが結構低いからかなりやられましたなー。
だが、最後の最後でドワコがやってくれた!軽く奇跡を体験。アンビリーバボー!ドラマティック!

さて、この後ドワコどうするのか・・・?
エルアキ☆ 2010/11/26(Fri)19:57:49 編集
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