SINCE 2009.6
メイン:ウィザードリィを中心とするダンジョンRPGの妄想プレイ日記が主でございます。
サブ:その他もろもろを書き連ねています。ジョジョとか音楽とか。
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金剛石の騎士たち 62
~九十四日目の夜、ギルガメッシュの酒場にて~
ガッサム「うーん、だからここの扉で3つめの玄室だろ?」
ゾディ「だからよ、北周りのほうが・・・こっちに、こう抜けるんじゃねーか」
B・スペイサー「そこ繋がってないんじゃ?うむむむ、魔法がしっかり働いて正確な地図が早く書ければ」
コーネリア「しかし、あれですな。ほとんど毎回死者が出てませんか、最近」
マルタボー「確かにな、効率が悪すぎる。こんな凶悪なところは早く終わらせたいぜ」
地図を見ながら晩酌をとっていたチームEのテーブルに、通りすがった1人のドワーフ・・・
そう、チームNのエルアキだった。
シン・シロ「これはエルアキさん。我が神の教えを聞きたいのですかな?歓迎ですぞぉ」
エルアキ「・・・その地図・・・」
マルタボー「?なんだ、なにかあるのか」
エルアキ「だいぶ苦戦してるようだがな・・・この地図、俺達が見つけたドアは描かれてないな」
コーネリア「どこです?どこです?」
エルアキ「確かそこに一階の亡霊がいたな・・・うーむむ、2週間以上前のことだからなぁ、よくは覚えていないな」
ガッサム「もったいぶるなよな、早く教えてくれよ」
エルアキ「むぅ、金の重さを教えてくれたら思い出せるかもしれんな」
マルタボー「ちっ、・・・これを持っていけ。俺が自由にできる分全部だ」
B・スペイサー「ちょちょちょっと!き、気前良すぎじゃあないですかあ」
エルアキ「ふん、俺の目的はシンプルだからな。だが悪い買い物じゃないと思うぞ」
そういって指差したのは、地下6階に下りてすぐの、ただの壁があるポイントだった。
ゾディ「待てよ!ここに扉なんかあったか?」
エルアキ「あったんだな、それが。おまけにもう一つ。例の亡霊な、『1人で来い』とよ。俺達はそこまでで地上へ飛ばされたんだ」
コーネリア「それ本当の話なんですか。大体・・・」
さえぎるマルタボー。
「もういい。こいつの話は信用できる」
話はそれまで、とエルアキは重そうに袋を持って立ち去っていった。
そして翌朝。
1人、マルタボーは「ダイヤモンドの騎士」として地下へ降りていったのだった。
九十五日目
マルタボー、KOD'Sの完全装備を身にまとい、マスターキーと転移の兜を持って出発。
ダイヤモンドの騎士の一人旅・・・
地下一階。
地下二階。
地下三階。
地下四階。
まったく、苦もなく踏破。
地下五階、若干遠かったが、たいした抵抗にあうでもなく下への階段へとたどり着く。
そして、地下六階。
教えられたポイントへやってきたマルタボー。
「確かに。扉があったな・・・」
光に包まれるマルタボー、そして亡霊の声が響く。
”伝説の騎士の武具をこうしてここに揃えることでそなたは自ら、勇気と知恵と真の心があることを証立てた”
”我はそなたの揃えたこの武具、伝説の騎士の装束を我が手に取り戻す。そのかわりに、そなたにはこの宝を授けよう”
”見よ!これぞ、ニルダの杖なり!”
そして、ダイヤモンドの騎士、マルタボーの名は伝説となった・・・
金剛石の騎士たち 完
?
~九十四日目の夜、ギルガメッシュの酒場にて~
ガッサム「うーん、だからここの扉で3つめの玄室だろ?」
ゾディ「だからよ、北周りのほうが・・・こっちに、こう抜けるんじゃねーか」
B・スペイサー「そこ繋がってないんじゃ?うむむむ、魔法がしっかり働いて正確な地図が早く書ければ」
コーネリア「しかし、あれですな。ほとんど毎回死者が出てませんか、最近」
マルタボー「確かにな、効率が悪すぎる。こんな凶悪なところは早く終わらせたいぜ」
地図を見ながら晩酌をとっていたチームEのテーブルに、通りすがった1人のドワーフ・・・
そう、チームNのエルアキだった。
シン・シロ「これはエルアキさん。我が神の教えを聞きたいのですかな?歓迎ですぞぉ」
エルアキ「・・・その地図・・・」
マルタボー「?なんだ、なにかあるのか」
エルアキ「だいぶ苦戦してるようだがな・・・この地図、俺達が見つけたドアは描かれてないな」
コーネリア「どこです?どこです?」
エルアキ「確かそこに一階の亡霊がいたな・・・うーむむ、2週間以上前のことだからなぁ、よくは覚えていないな」
ガッサム「もったいぶるなよな、早く教えてくれよ」
エルアキ「むぅ、金の重さを教えてくれたら思い出せるかもしれんな」
マルタボー「ちっ、・・・これを持っていけ。俺が自由にできる分全部だ」
B・スペイサー「ちょちょちょっと!き、気前良すぎじゃあないですかあ」
エルアキ「ふん、俺の目的はシンプルだからな。だが悪い買い物じゃないと思うぞ」
そういって指差したのは、地下6階に下りてすぐの、ただの壁があるポイントだった。
ゾディ「待てよ!ここに扉なんかあったか?」
エルアキ「あったんだな、それが。おまけにもう一つ。例の亡霊な、『1人で来い』とよ。俺達はそこまでで地上へ飛ばされたんだ」
コーネリア「それ本当の話なんですか。大体・・・」
さえぎるマルタボー。
「もういい。こいつの話は信用できる」
話はそれまで、とエルアキは重そうに袋を持って立ち去っていった。
そして翌朝。
1人、マルタボーは「ダイヤモンドの騎士」として地下へ降りていったのだった。
九十五日目
マルタボー、KOD'Sの完全装備を身にまとい、マスターキーと転移の兜を持って出発。
ダイヤモンドの騎士の一人旅・・・
地下一階。
地下二階。
地下三階。
地下四階。
まったく、苦もなく踏破。
地下五階、若干遠かったが、たいした抵抗にあうでもなく下への階段へとたどり着く。
そして、地下六階。
教えられたポイントへやってきたマルタボー。
「確かに。扉があったな・・・」
光に包まれるマルタボー、そして亡霊の声が響く。
”伝説の騎士の武具をこうしてここに揃えることでそなたは自ら、勇気と知恵と真の心があることを証立てた”
”我はそなたの揃えたこの武具、伝説の騎士の装束を我が手に取り戻す。そのかわりに、そなたにはこの宝を授けよう”
”見よ!これぞ、ニルダの杖なり!”
そして、ダイヤモンドの騎士、マルタボーの名は伝説となった・・・
金剛石の騎士たち 完
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******
というわけで、あっさりと完結してしまいました。
最初に断っておくと、もうこれは間抜けな事故です!
どういうことかというと、この作品をなぜか途中からリルサガベースで考えていたことと、攻略情報皆無でやっていたこともあり、例のりドルの答えを確認、入力しないとニルダの杖まで手が届かないはず、と思い込んでいたんです、私。
そんなこんなで、一気に話が終わってしまいました。
やはりラスボスがいないとこんなものか・・・
?
でもまだ話はちょこっとだけ続きます。っていうか続けさせて!
後日談やら地下6階の裏やらまあいろいろと。
しかしながら、本日を持ちまして純粋な「ノーリセット」によるKOD攻略は終了したいと思います。
冒険者募集が昨年7月7日でしたから、一年越えてしまいましたね!
飽きずに見守ってくださった皆様、キャラクター募集に名乗りをあげてくださった皆様、本当にありがとうございました。残念ながらロストしてしまった人たちごめんなさい!
でも、間違いなく言えるのは、ちょっとしたことでもコメントをいただけるとモチベーションが上がる、という事実ですね!
本当にそれらのコメントがあったから続けられたようなものです。
今までありがとうございました。
(後日談とか全てきれいに終わってから、反省会もしないとな・・・)
というわけで、あっさりと完結してしまいました。
最初に断っておくと、もうこれは間抜けな事故です!
どういうことかというと、この作品をなぜか途中からリルサガベースで考えていたことと、攻略情報皆無でやっていたこともあり、例のりドルの答えを確認、入力しないとニルダの杖まで手が届かないはず、と思い込んでいたんです、私。
そんなこんなで、一気に話が終わってしまいました。
やはりラスボスがいないとこんなものか・・・
?
でもまだ話はちょこっとだけ続きます。っていうか続けさせて!
後日談やら地下6階の裏やらまあいろいろと。
しかしながら、本日を持ちまして純粋な「ノーリセット」によるKOD攻略は終了したいと思います。
冒険者募集が昨年7月7日でしたから、一年越えてしまいましたね!
飽きずに見守ってくださった皆様、キャラクター募集に名乗りをあげてくださった皆様、本当にありがとうございました。残念ながらロストしてしまった人たちごめんなさい!
でも、間違いなく言えるのは、ちょっとしたことでもコメントをいただけるとモチベーションが上がる、という事実ですね!
本当にそれらのコメントがあったから続けられたようなものです。
今までありがとうございました。
(後日談とか全てきれいに終わってから、反省会もしないとな・・・)
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ブラボー!!
クリアおめでとうございます!
ひとりで6階まで突き進むという大役、無事全うできて
本当に良かったです。騎士殿は先日麻痺った前科ありましたし(笑)
エルアキさんナイス情報でした。大金を積んだ甲斐がありましたね(笑)
このまま6階を当てもなく彷徨っていたらそのうち強敵に遭遇して壊滅…
というハメになっていたかもしれませんし。
そしてうぐいさん、8人のロストに6回の全滅(数え間違いが無ければ)と
何度もピンチになりながらも最後まで諦めずに目標を貫き通したこと、
これこそまさにダイアモンドの騎士を超える偉業ではないでしょうか。
1年余りの長い戦い本当にお疲れ様でした!
…っと、まだ話は続くのでしたね。楽しみにしています!
ひとりで6階まで突き進むという大役、無事全うできて
本当に良かったです。騎士殿は先日麻痺った前科ありましたし(笑)
エルアキさんナイス情報でした。大金を積んだ甲斐がありましたね(笑)
このまま6階を当てもなく彷徨っていたらそのうち強敵に遭遇して壊滅…
というハメになっていたかもしれませんし。
そしてうぐいさん、8人のロストに6回の全滅(数え間違いが無ければ)と
何度もピンチになりながらも最後まで諦めずに目標を貫き通したこと、
これこそまさにダイアモンドの騎士を超える偉業ではないでしょうか。
1年余りの長い戦い本当にお疲れ様でした!
…っと、まだ話は続くのでしたね。楽しみにしています!
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