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SINCE 2009.6 メイン:ウィザードリィを中心とするダンジョンRPGの妄想プレイ日記が主でございます。 サブ:その他もろもろを書き連ねています。ジョジョとか音楽とか。
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緋蓮城哀歌 58

29日目-1

幻術の塔を進撃中、第三チーム。
と、その前に、昨日のアイテム鑑定をば。数日前に入手して鑑定してなかったものも含めて。
あくりょうのつぼ、ちょうちん、火炎の杖、バスキン、にせのマント、めくらましの巻物、鉄の小手・・・
鑑定屋には鉄の小手を取られる。

さて、まずは、地下へ。
悪霊の壺のことを教えてくれた彼女らに報告に行ってみるか。
「だれ?いったい何の用?用がないならさっさと出て行って!」
おっと、性格のキツイほうだったか、確か名前はクローディア。
悪霊の壺を使ってみたが特に何も起こらず。
もしかして「とりひき」で「あたえる」のかも、と思い試みると・・・

「ありがとう、これよこれ。」
彼女は壺を受取り、フタを開けた。えぇー!?

悪霊「プハッ、やっと外に出れたか。ん?あっ!きさまは!」
悪霊が何か言い終わる前に彼女は大きな口を開け、悪霊を吸い込みゆっくりと振り向いた。
すると、彼女はまったく違った姿に変わっていた!

「私は天使のユーリア。地上に来たのは陰邪鬼の魂が目的でした。
しかし、彼らは人間の体を乗っ取ってその人間になりすましてしまうので正確な居場所を突き止めることができませんでした。
そこで、人の姿をかりて調べていたのですが、姿をかりた人物の意思との反作用で、自分自身をうまくあやつれなくなっていました。
しかし今、あなたたちが、陰邪鬼を連れてきてくれたので当初の目的を果たすことができました。
感謝の言葉もありません。これはそのお礼です、受取ってください。
それでは、私は天に帰ります。」
彼女は一瞬の光とともに消えてしまった。
そして、そこには鳥の羽が残されていた。(はね?を手に入れたがなんだこれ?)

正直こんな展開は予想していなかったため呆然としつつも、地上へ戻り、さらに階上へ。
「鏡の間」・・押しても引いてもびくともしなかったが、情報どおり押しっぱなしにしておくと、通れた!あの幽霊のいたところと同じ原理か。
それにしても敵のフェアリーバードなどが使うDALQUREAやMAHALITOがつらい!
雲系は打ち消せないし、回復魔法はDIAL止まりだし(泣)
そんな中、見つけたのは*玉座の間*

明るく陽気な雰囲気のその部屋の壁には何かの紋章のようなレリーフが掘り込まれており、南側の壁には色鮮やかなタペストリがかかっていた。
緋色のじゅうたんはまっすぐにのびて、部屋の真ん中の立派な玉座のもとまでひかれていた。
玉座の前にかなり体の小さな老人とその老人よりもさらに小さな娘が立っていた。
きっと親子なのだろう、顔は似ていなかったが二人には同じような羽が生えていた。
一行が近づくと老人の方がそっと顔を上げ、穏やかな視線を彼らに投げかけた。
「わしはげんむおう この塔の長老じゃ。そして光の守護者でもある。」
神器は?「おぬしらもあれが目的か・・・。まぁよい、これが祭壇の鍵じゃ。ただし、よく覚えておきなされ、三種の神器を塔の外へ持ち出すということは秩序の崩壊を招くということを。」
鍵?を手に入れた。
すかさずクリスタルによるNOBAIS!
「天の光の前には一切が無!」
光とは?
「天の光明なくばいかなる生命も育むことはできん。それゆえ、光は成長の証であり、命のみなもとでもある。」
西側の扉は祭壇入り口。しかし、とりあえずは放置。
このフロアにはまだまだ探索していない部分も多いし、「秩序の崩壊」という言葉も気になる。
そういえば地下にいたらいぞうに、まともに行っても取れないと言われていたっけか。
もうひとつ、どこかに祭壇があるのだろうが?

立ち去ろうとする彼らに、げんむおうが声をかけてきた。
「これ、そこの2人・・・いや、3人、か、なぜお前達はここにおるのだ?」
あきらかに「蜘蛛」の3人に向かって不思議そうな表情をしている。
しかし、わけがわからないのは彼らもだった。
オニグモ「グハ??!」
ツチグモ「ゴホホッ?!そ、そりゃなぁ・・・ね、姐さん、言っちまっても?」
ジョロウグモ「んー、・・・あたしらはね、月輪の魔女様から言い付かってこの国のやっかいごとを片付けるために来てるんだよ。知らないだろうけどさ」
げんむおう「ふぅーむ?月輪のあの娘が?あやつがお前達を、ここへ・・・まぁ考え方によっては・・・しかし変化は・・・記憶が・・・(ぶつぶつ)」
一行「????」
げんむおう「む、すまぬな。おぬしらの探索には、・・・関係のないことだ。あの娘とはちょっとあってな。昔のことだ」
ジョロウグモ「昔って?」
げんむおう「100年以上前のことじゃからなぁ・・・興味があるのか?仕方ない、話してやるとするか。そもそもあの娘とは因縁があってな、あれはこの国の5代前の将軍がまだ嬰児のときのことじゃった、時の老中と奥の院には・・・」
イレイサー「(駄目だ、クリスタルでも読み取れないし、年寄りの長話を聞いてる余裕はないぞ!)」
トニカク「(何を知っているんだ?このじいさん?興味あるんだがな)」
ツチグモ「(グホッ、トランス状態に突入みたいな・・・目を閉じて話し続けてるぞ)」
ウグイ「す、すまないな、また今度落ち着いた頃に聞かせてもらうよ、そ、それじゃ!」
振り返ると、げんむおうは目を閉じながらまだしゃべっていた・・・

帰還すると、いち早くツチグモだけがL12になった。
あとほんのわずかでウグイもレベルが上がりそうだ。MADIやDIALMAを習得する日も近いか?

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