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我々が現在進まんとしている廃虚。
いわゆる迷宮第一層だが、ここにはどうも、4つの塔があったらしいことがわかってきた。
徐々に基部から沈んでいき、現在見えているのは最上階の部分ではないのだろうか。
沈む過程で、途中で崩れていなければだが。
そういうわけで、大きくわけて第一層は4つのフロアに分かれているようだ。
というか、4つの塔であれば今後ずっと同じような構造ではないのだろうか?
いや、待て。思い込みは危険だ。
沈んでからかなりの時間がたっていることははっきりしているから、下はどうなっていることやらわかったものではない。
さて、南西のフロアには小部屋が多く、モンスターどもも小者が多くて助かった。
しばらくはこのあたりで修行を積んだ。鍵のかかったドアがあったが今は入れないようだ。
続いて北西のフロア。なにやら祭壇があるようだが、中には入れず。
南東のフロアでは事件があった。詳細は割愛するが、なんと元は人間だったというモンスターどもが隠れ潜んでいる集落があったのだ!そして、漠然とではあるが、今、この地に何が起こっているのかがわかってきた。
目指すべきは塔の基部近くにいると思われる謎の笑うヤカン。
我々がなぜ記憶を失ってここにいるのか、ということもあわせて、そのヤカンとやらにはあわなければならないようだ。
北東のフロア。ここで下への階段に通じるドアを解放し、我々は廃虚の地下へと足を踏み入れたのだった。
*****
さて、仲間たちのことを若干説明せねばなるまい。
ヴォーク。褐色の肌を持つダークエルフで、槍使い。どこぞの王国のガードだったらしいが、へっぴり腰だ。どうせ見習いだったのだろうが、やる気ばかりが先行しているようであまり信用できん。
ゴーン。たくましいドワーフ。ドワーフだからたくましいのか?どちらが先でもいいが、その破壊力には皆が一目置いている。唯一の欠点はただひたすら遅いこと。訓練場の施設で計測したら素早さの数値は5だった。これで板金鎧を着ているから、鈍過ぎる。なんとかならんか。
アイ。暴力僧侶。敵どころかときには味方をもメイスで殴る怖い女だ。現時点でのダントツ撃墜王。
ピム。ホビットで盗賊。他に何がある?典型的なホビットだが、ニコチン中毒のようだ。いつもタバコがないと騒いでいる。口癖は「毒針かよっ!!・・・イテテ、タバコがあればミスらなかったのにさ」
シルメルフェル。ヴォークの姉、らしい。偽りの記憶でないとよいのだがな。ときには私以上の博識振りをひけらかす・・・が、なぜか私を「マスター」と呼ぶ。そのせいでなのかは知らんが、なぜか私がこの探索行でのリーダーを努めることになっている。悪い気はしないが。
トニカク。私だ。一応リーダーということになっている。
あと3人いるが、そいつらは次回。私とは反りがあわんとかいって一部別行動をとる連中だ。勝手にしろ。
次回は第2層。塔の3階、らしいが・・・
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