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SINCE 2009.6 メイン:ウィザードリィを中心とするダンジョンRPGの妄想プレイ日記が主でございます。 サブ:その他もろもろを書き連ねています。ジョジョとか音楽とか。
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魔導師トニカクの冒険譚 9

昨日、帰ってこなかった6人はやはり全滅したようだ。
アイのロケートパーソンによれば、四つの尖塔一階の南西部にいるとのこと。
おそらくは・・・エレベーターの基部。
なにか強力なやつが潜んでいるというのか。

考えあぐねていると、シルメルフェムが驚くべき情報を持ってきた。
これまで我々9人しかいなかったこの不思議な街に、あらたに3人の記憶喪失者が歩いていたのを発見したというのだ。
状況は、我々がこの街に来たときと全く同じだった。
誰もここに来るまでのことを覚えていない。
そして、どうやら冒険者であったらしいということ。
ちょうど欠けたメンバーとクラスも被っているらしい。

なにかが、「仕組まれている」、としか思えない。

戦慄を覚えながらも、彼らと面談し、何点か話し合った上で協力させることにした。
どのみち、選択肢はないのだ・・・

新メンバー
バルザ。人間の戦士。端正な顔立ちだが、能力は平々凡々。口数も少なく、当面指示には従ってくれそうだ。
ルーブはドワーフの女戦士。ゴーンと同じかそれ以上に体格に恵まれているようだ。強靭な身体は性格にも影響しているのか、終始がみがみうるさい。
アーシー、ホビットの盗賊。ピムと似たり寄ったりだ。種族の特性なんだろうが、好奇心が強すぎる。トラブルをおこさねばよいが。

こうして、また6人パーティになった我々はこれまで以上に慎重に探索を重ねていった。
少なくとも、全滅した彼らが平均レベル9から10だったことをふまえると、当然それ以上のレベルがないとならない。
ただひたすら、迷宮に潜り、戦い、無人の街に疲れきって帰還する。

そしてどうにか、目標であるL9に新規メンバーがたどり着いたころには何日立ったのかもよくわからなくなっていた。
明日はいよいよ最下層、四つの尖塔の基部へ向かうことにする。

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