SINCE 2009.6
メイン:ウィザードリィを中心とするダンジョンRPGの妄想プレイ日記が主でございます。
サブ:その他もろもろを書き連ねています。ジョジョとか音楽とか。
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金剛石の騎士たち 32
三十八日目
チームG
今日も1人で、マーフィー稼ぎ。だが、今日も振るわない。
1400ほどの稼ぎで上がり。現状は計3406ゴールド。先は長い。
チームN
同じく蘇生費用を稼ぐ・・・こちらは5人いるから速攻で貯まる。
エルアキがL13の大台に乗り、無事にカケルも復活することができた。
アドアやステイアも、L13が目の前だ。
あせらず、じっくりと。
チームE
先日、「マスターキー」を入手した彼らは地下3階の四つの鍵穴がある扉にやってきていた。
B「た、たぶんですね、この奥に、いますよ、きっと。」
シン・シロ「いやー私初めてですなあ、伝説のダイ『ア』モンドナイトの装備にお目にかかれるのは」
ケーニャ「ナイトオブダイ『ヤ』モンド・・・じゃなかったっけ」
すあま「呼び名なんてどうでもいいんだよ。行くよっ!」
マスターキーを4回、ドアの鍵穴に入れて、彼らは突入した。
その部屋の、宙に漂うは一本の剣。
マジックソード戦、運の良いことに、こちらの先制攻撃!
マルタボーを筆頭に、すあま、シン・シロが的確なダメージを与えているようだ。
剣をまとうオーラが心なしか弱まっているように見える。
次に、シン・シロが防御魔法MATUを唱えた瞬間に剣戟を受ける!
しかしこれはかすり傷。再度、戦士2名の強烈な一撃が命中し、ふらついたマジックソード。
と、そこへ影に潜んで機をうかがっていたガッサムがとどめの一撃。
あっさりと、じつにあっさりと勝負はついた。
ここまでは、順調だったのだが・・・
シン・シロ「私BAMATU使えないからあせりましたよー。でもMATUでも効果ありましたねぇ、やはり日頃の信仰の厚さってやつですかなあ(←誰も聞いていない)」
ケーニャ「この両刃の剣が、王子の遺品なのね。鞘はないのかしら」
マルタボー「お、こっちに地下へ下りる階段がありますぜ」
B「か、帰りましょうねぇ。余力が残っているときほど油断しやすいものです」
ガッサム「俺に任せろよ!さっきみたいにまたばしっとキメてやるぜ」
すあま「行くか。もう一、二戦して様子を見てから帰るよ」
地下4階へと歩を進めた一行。
適当にドアを蹴破った一同が見たものは、宙に浮かぶ重厚な兜であった。
B「ままままままままさかの連戦ですかぁぁぁぁぁぁ!?」
すあま「驚いたねぇ・・・すぐそばじゃないか。ツイているってものだよ」
マルタボー「今度こそ俺がしとめるぜ!」
マジックヘルメット戦。
最初に動き出したのは兜。突然のMABADIがB・スペイサーを瀕死の状態にする。
戦士たちは打撃を与えてはいるようだが、あまり通っていないようだ。
2ターン目、兜は僧侶系魔法での最大ダメージ魔法「MALIKTO」を放つ。
ガッサムとBが即死。再度戦士たちが攻撃を加えてはいるが、効いているのかどうか。
HPは全員20以下。
3ターン目。シン・シロがマルタボーにMADIをかける。
その効果がでた次の瞬間、兜が放ったのは魔術師系最大攻撃魔法である「TILTOWAIT」。
当然耐えきれるはずもない、すあま、シン・シロ、ケーニャが逝く。
その中でなんとか、一刀を浴びせたのはマルタボー。
4ターン目。残るは1人。
ぼろぼろになったドワーフは・・・
三十八日目
チームG
今日も1人で、マーフィー稼ぎ。だが、今日も振るわない。
1400ほどの稼ぎで上がり。現状は計3406ゴールド。先は長い。
チームN
同じく蘇生費用を稼ぐ・・・こちらは5人いるから速攻で貯まる。
エルアキがL13の大台に乗り、無事にカケルも復活することができた。
アドアやステイアも、L13が目の前だ。
あせらず、じっくりと。
チームE
先日、「マスターキー」を入手した彼らは地下3階の四つの鍵穴がある扉にやってきていた。
B「た、たぶんですね、この奥に、いますよ、きっと。」
シン・シロ「いやー私初めてですなあ、伝説のダイ『ア』モンドナイトの装備にお目にかかれるのは」
ケーニャ「ナイトオブダイ『ヤ』モンド・・・じゃなかったっけ」
すあま「呼び名なんてどうでもいいんだよ。行くよっ!」
マスターキーを4回、ドアの鍵穴に入れて、彼らは突入した。
その部屋の、宙に漂うは一本の剣。
マジックソード戦、運の良いことに、こちらの先制攻撃!
マルタボーを筆頭に、すあま、シン・シロが的確なダメージを与えているようだ。
剣をまとうオーラが心なしか弱まっているように見える。
次に、シン・シロが防御魔法MATUを唱えた瞬間に剣戟を受ける!
しかしこれはかすり傷。再度、戦士2名の強烈な一撃が命中し、ふらついたマジックソード。
と、そこへ影に潜んで機をうかがっていたガッサムがとどめの一撃。
あっさりと、じつにあっさりと勝負はついた。
ここまでは、順調だったのだが・・・
シン・シロ「私BAMATU使えないからあせりましたよー。でもMATUでも効果ありましたねぇ、やはり日頃の信仰の厚さってやつですかなあ(←誰も聞いていない)」
ケーニャ「この両刃の剣が、王子の遺品なのね。鞘はないのかしら」
マルタボー「お、こっちに地下へ下りる階段がありますぜ」
B「か、帰りましょうねぇ。余力が残っているときほど油断しやすいものです」
ガッサム「俺に任せろよ!さっきみたいにまたばしっとキメてやるぜ」
すあま「行くか。もう一、二戦して様子を見てから帰るよ」
地下4階へと歩を進めた一行。
適当にドアを蹴破った一同が見たものは、宙に浮かぶ重厚な兜であった。
B「ままままままままさかの連戦ですかぁぁぁぁぁぁ!?」
すあま「驚いたねぇ・・・すぐそばじゃないか。ツイているってものだよ」
マルタボー「今度こそ俺がしとめるぜ!」
マジックヘルメット戦。
最初に動き出したのは兜。突然のMABADIがB・スペイサーを瀕死の状態にする。
戦士たちは打撃を与えてはいるようだが、あまり通っていないようだ。
2ターン目、兜は僧侶系魔法での最大ダメージ魔法「MALIKTO」を放つ。
ガッサムとBが即死。再度戦士たちが攻撃を加えてはいるが、効いているのかどうか。
HPは全員20以下。
3ターン目。シン・シロがマルタボーにMADIをかける。
その効果がでた次の瞬間、兜が放ったのは魔術師系最大攻撃魔法である「TILTOWAIT」。
当然耐えきれるはずもない、すあま、シン・シロ、ケーニャが逝く。
その中でなんとか、一刀を浴びせたのはマルタボー。
4ターン目。残るは1人。
ぼろぼろになったドワーフは・・・
マジックヘルメット戦、第4ターン目。
仲間はすべて倒れ、残るはドワーフ戦士マルタボーのみ。
しかしその彼もさきほどTILTOWAITをまともに受けており、本来動けるような状況ではないのだ。
それでも、彼は立っている。
無論、彼が立っていられるのは、ぎりぎりで間に合ったシン・シロの回復魔法「MADI」の効果によるものだ。
そしてあのタイミングでそう指示したリーダー、すあまの判断・・・
それを思うと彼は、絶対に彼女の、仲間の信頼を裏切るわけにはいかないのだった。
脳裏には、いつかのすあまとの会話が思い起こされていた。
「でもねぇ、あたしはこんなだからさ、自分を変えるつもりはないし。ついてくるって言う奴らをたたき出す気もないしさ。」
「でも姐さん、本当にいいんですかい、俺が先で。」
「あんただから、さ。あたしがリーダーなのはこの性格だからね、まわりがほっとかないだけなんだよ。
ソードダンサーをやっていた時も、バードの真似事をやっていたときも似たようなもんだったし」
「剣技は、エルフやドワーフだからってことを差し引いても絶対に俺はかないませんって。まあ確かに、体力だけは任せといてくださいってなもんですが」
「最近は技も鋭くなってる。前よりも全体を見通すようにもなってきたろう?やっぱり、優先順位はあんただよ。やっぱり種族の壁ってのはあるんだ。実力と、人間関係とを同じ秤にかけちゃいけない。あのホビットにはあたしから十分に言っておくよ。いざというときには、ってね」
「あいつ信用できるんですかね。まあそんなときが来ないようにするのが一番ですよ」
・・・回想の時間は終わりのようだ。少しづつ、宙に浮かぶその兜は距離を詰めてきていた。
最初に見たときよりも、兜の周囲に漂う「気」は明滅し、あきらかに弱まっている。
おそらくは、お互いにあと一撃。
もう、どちらが早いかの勝負だろう。
愛用の切り裂きの剣を、そっと握りなおす。
あと、一歩。今度も魔法で来るのか、それとも・・・?
どちらにせよ、この剣で渾身の一撃をくわえること以外に選択肢はない。
動き出したのは、マルタボー。
ほんのわずか遅れて、呪文を唱えだしたマジックヘルメット。
呪文の効果により、何もない空間に極寒の地獄が現れるよりも早く。
ドワーフの一撃は兜をはじきとばした。-手ごたえあり!-
弾き飛ばされ、部屋の壁に叩きつけられたマジックヘルメットは、もはや動き出すことはなかった。
彼は、この試練に打ち勝ったのだ。
運も味方してくれたようだ。
最短ルートを通って、彼はゆっくりと、一度も迷宮を徘徊するモンスターどもに邪魔されることなく帰還することができた。
一度に二つの、「KOD'S」を持って。
仲間はすべて倒れ、残るはドワーフ戦士マルタボーのみ。
しかしその彼もさきほどTILTOWAITをまともに受けており、本来動けるような状況ではないのだ。
それでも、彼は立っている。
無論、彼が立っていられるのは、ぎりぎりで間に合ったシン・シロの回復魔法「MADI」の効果によるものだ。
そしてあのタイミングでそう指示したリーダー、すあまの判断・・・
それを思うと彼は、絶対に彼女の、仲間の信頼を裏切るわけにはいかないのだった。
脳裏には、いつかのすあまとの会話が思い起こされていた。
「でもねぇ、あたしはこんなだからさ、自分を変えるつもりはないし。ついてくるって言う奴らをたたき出す気もないしさ。」
「でも姐さん、本当にいいんですかい、俺が先で。」
「あんただから、さ。あたしがリーダーなのはこの性格だからね、まわりがほっとかないだけなんだよ。
ソードダンサーをやっていた時も、バードの真似事をやっていたときも似たようなもんだったし」
「剣技は、エルフやドワーフだからってことを差し引いても絶対に俺はかないませんって。まあ確かに、体力だけは任せといてくださいってなもんですが」
「最近は技も鋭くなってる。前よりも全体を見通すようにもなってきたろう?やっぱり、優先順位はあんただよ。やっぱり種族の壁ってのはあるんだ。実力と、人間関係とを同じ秤にかけちゃいけない。あのホビットにはあたしから十分に言っておくよ。いざというときには、ってね」
「あいつ信用できるんですかね。まあそんなときが来ないようにするのが一番ですよ」
・・・回想の時間は終わりのようだ。少しづつ、宙に浮かぶその兜は距離を詰めてきていた。
最初に見たときよりも、兜の周囲に漂う「気」は明滅し、あきらかに弱まっている。
おそらくは、お互いにあと一撃。
もう、どちらが早いかの勝負だろう。
愛用の切り裂きの剣を、そっと握りなおす。
あと、一歩。今度も魔法で来るのか、それとも・・・?
どちらにせよ、この剣で渾身の一撃をくわえること以外に選択肢はない。
動き出したのは、マルタボー。
ほんのわずか遅れて、呪文を唱えだしたマジックヘルメット。
呪文の効果により、何もない空間に極寒の地獄が現れるよりも早く。
ドワーフの一撃は兜をはじきとばした。-手ごたえあり!-
弾き飛ばされ、部屋の壁に叩きつけられたマジックヘルメットは、もはや動き出すことはなかった。
彼は、この試練に打ち勝ったのだ。
運も味方してくれたようだ。
最短ルートを通って、彼はゆっくりと、一度も迷宮を徘徊するモンスターどもに邪魔されることなく帰還することができた。
一度に二つの、「KOD'S」を持って。
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連戦を制しましたね!
マジックソード&ヘルメット撃破お疲れさまです。
マジックヘルメット戦、まさにギリギリの戦いでしたね…!
的確な指示を出したすあま姐さん、
そして姐さんの期待を裏切らずに応えたマルタボー、
お見事でした!
マジックヘルメット戦、まさにギリギリの戦いでしたね…!
的確な指示を出したすあま姐さん、
そして姐さんの期待を裏切らずに応えたマルタボー、
お見事でした!
ど忘れ
連戦するつもりは全くなかったんです。
っていうか、ほとんど事故(泣)
よく勝てたものだと思いつつ、あいまいな記憶だけを頼りにプレイすることの恐ろしさに震え上がっていたりして。
それにしても剣と兜場所近すぎですよ。
PCやリルサガもこんなんでしたっけ。
っていうか、ほとんど事故(泣)
よく勝てたものだと思いつつ、あいまいな記憶だけを頼りにプレイすることの恐ろしさに震え上がっていたりして。
それにしても剣と兜場所近すぎですよ。
PCやリルサガもこんなんでしたっけ。
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