SINCE 2009.6
メイン:ウィザードリィを中心とするダンジョンRPGの妄想プレイ日記が主でございます。
サブ:その他もろもろを書き連ねています。ジョジョとか音楽とか。
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金剛石の騎士たち 41
四十九日目 ~転機~
チームG
地下4階での戦闘中、フォールズが盗賊のお家芸、「隠れてからの攻撃」を試みたもののあえなく失敗、それどころか一瞬、無防備になった彼にオークロードの苛烈な一撃が襲い掛かり、あえなく撲殺。
無事、カント寺院での蘇生には成功する。ギゼがL11になり、ラハがL12、と。
チームN
同じく4階で戦闘を重ねる。カケルがL13にもうすぐ到達するからだ。
・・・そして、たいして事件も起こらず目的を達成。
だがしかし、特性値が足りずに、当初考えていた「カケル→司教」への道は閉ざされたままだった。
パーティ構成を今後どうするか。あきらかに現状のままでは力不足だ。
悩む一行・・・
エルアキ「あー、もうめんどいな。資金が十分にあれば他所のチームから引っ張って最強チーム作るんだが」
ダフニ「・・・(終始無言)」
Hit「ある意味凄い発言だぜ?そりゃ。伝説の短刀が手に入ればなぁ・・・」
アドア「ステイア、司教にならない?十分資格あるでしょ?」
カケル「そうだな・・・俺なんかよりよっぽど、そのほうが、いいよ・・・(意気消沈中)」
ステイア「私は、ドワーフメイジであることに誇りを持ってるの。今更別の道へ進めだなんて」
Hit「どーせ同じスペルユーザーだろ?」
ステイア「あんたと話してもわからないわよ!これは一族の問題なの。」
その日、遅くまで話しをするつもりだったチームNの面々。しかし、チームEの訃報が入り、それどころではなくなってしまった。不完全燃焼のまま、その日は解散となった。
チームE
当面は地下4階で修行。カーディが育たないことには何も始まらない。
しかし、考えられる事故の可能性のなかでも最も確率の高い事件が発生した。
「ヘルハウンドの群れによる奇襲」
総勢7匹が7匹ともブレスを吐き、立っていられたのは当然マルタボーのみ。
そのマルタボーも半分以上体力を削られ、「逃げる」以外に選択肢は思いつかない。
・・・なにをどうやったのか、本人も覚えていないようだがどうやら逃げ切ったようだ。
全員の遺体を回収し、すぐ近くの地上へのワープポイントへ向かう。
その日の夜、ギルガメッシュの酒場。
疲れ果てた5人が入ってきた。いつもどおり注文をとろうとした給仕は、一行の様子に驚いた。最も豪快で、どんなときでも不敵な面構えをしていたチームEが、どうしたことか。これほどあからさまに落ち込んでいるのを見るのは初めてのことだった。
フォールズがエールを片手に彼らのテーブルに近づいていった。
やー今日はとちったよ!まさか豚に一発くらっちゃうなんてほんとみっともないよねぇ?
いつものように自分の失敗も軽口のネタにしながら、二、三話しかけていたホビットは、いつになく青い顔で鈍重に自分達のテーブルに戻ってきた。
オリノコ「ふん、ちょっかいなんかかけるからだ。自重しろといっただろう?」
リヴァ「どうしたっていうんじゃ、お前さんらしくもない」
ドワコ「あんたでもそんなカオするのね・・・なにか言われた?」
フォールズ「ちょ、ちょっと、信じられないんだけどさ。いや聞き間違いじゃないとは思うんだけど」
ギゼ「じれったいな、さっさと話せよ」
フォールズ「それがさ、・・・すあまがロストしたっていうんだよ。」
一同「!!!」
瞬く間に広がったその噂は、すぐに「事実」と確認された。
立て続けにチームEを襲った悲報。
特にリーダーの喪失というこれまでにない事態に、冒険者達は戸惑いと混乱の真っ只中にあった。
今回のミッションそれ自体が無謀なものだったんじゃないか?という悲観論が噴出し、
いい機会だ、ここらで俺が抜け出してみせる、といきがる者が出、
あいつらが無理なんだからもうおしまいだ、リルガミンは滅びるんだなどと酔漢が叫び、
所詮冒険者といっても三流どころの寄せ集めだ、ここはやはり騎士団が、などとのたまう者、
ただただ、悲嘆にくれる者、後悔をする者、怒る者・・・
それらすべてを飲み込んで、夜は更けていく。
そして、全ての者に平等に、朝はやってくるのだった。
四十九日目 ~転機~
チームG
地下4階での戦闘中、フォールズが盗賊のお家芸、「隠れてからの攻撃」を試みたもののあえなく失敗、それどころか一瞬、無防備になった彼にオークロードの苛烈な一撃が襲い掛かり、あえなく撲殺。
無事、カント寺院での蘇生には成功する。ギゼがL11になり、ラハがL12、と。
チームN
同じく4階で戦闘を重ねる。カケルがL13にもうすぐ到達するからだ。
・・・そして、たいして事件も起こらず目的を達成。
だがしかし、特性値が足りずに、当初考えていた「カケル→司教」への道は閉ざされたままだった。
パーティ構成を今後どうするか。あきらかに現状のままでは力不足だ。
悩む一行・・・
エルアキ「あー、もうめんどいな。資金が十分にあれば他所のチームから引っ張って最強チーム作るんだが」
ダフニ「・・・(終始無言)」
Hit「ある意味凄い発言だぜ?そりゃ。伝説の短刀が手に入ればなぁ・・・」
アドア「ステイア、司教にならない?十分資格あるでしょ?」
カケル「そうだな・・・俺なんかよりよっぽど、そのほうが、いいよ・・・(意気消沈中)」
ステイア「私は、ドワーフメイジであることに誇りを持ってるの。今更別の道へ進めだなんて」
Hit「どーせ同じスペルユーザーだろ?」
ステイア「あんたと話してもわからないわよ!これは一族の問題なの。」
その日、遅くまで話しをするつもりだったチームNの面々。しかし、チームEの訃報が入り、それどころではなくなってしまった。不完全燃焼のまま、その日は解散となった。
チームE
当面は地下4階で修行。カーディが育たないことには何も始まらない。
しかし、考えられる事故の可能性のなかでも最も確率の高い事件が発生した。
「ヘルハウンドの群れによる奇襲」
総勢7匹が7匹ともブレスを吐き、立っていられたのは当然マルタボーのみ。
そのマルタボーも半分以上体力を削られ、「逃げる」以外に選択肢は思いつかない。
・・・なにをどうやったのか、本人も覚えていないようだがどうやら逃げ切ったようだ。
全員の遺体を回収し、すぐ近くの地上へのワープポイントへ向かう。
その日の夜、ギルガメッシュの酒場。
疲れ果てた5人が入ってきた。いつもどおり注文をとろうとした給仕は、一行の様子に驚いた。最も豪快で、どんなときでも不敵な面構えをしていたチームEが、どうしたことか。これほどあからさまに落ち込んでいるのを見るのは初めてのことだった。
フォールズがエールを片手に彼らのテーブルに近づいていった。
やー今日はとちったよ!まさか豚に一発くらっちゃうなんてほんとみっともないよねぇ?
いつものように自分の失敗も軽口のネタにしながら、二、三話しかけていたホビットは、いつになく青い顔で鈍重に自分達のテーブルに戻ってきた。
オリノコ「ふん、ちょっかいなんかかけるからだ。自重しろといっただろう?」
リヴァ「どうしたっていうんじゃ、お前さんらしくもない」
ドワコ「あんたでもそんなカオするのね・・・なにか言われた?」
フォールズ「ちょ、ちょっと、信じられないんだけどさ。いや聞き間違いじゃないとは思うんだけど」
ギゼ「じれったいな、さっさと話せよ」
フォールズ「それがさ、・・・すあまがロストしたっていうんだよ。」
一同「!!!」
瞬く間に広がったその噂は、すぐに「事実」と確認された。
立て続けにチームEを襲った悲報。
特にリーダーの喪失というこれまでにない事態に、冒険者達は戸惑いと混乱の真っ只中にあった。
今回のミッションそれ自体が無謀なものだったんじゃないか?という悲観論が噴出し、
いい機会だ、ここらで俺が抜け出してみせる、といきがる者が出、
あいつらが無理なんだからもうおしまいだ、リルガミンは滅びるんだなどと酔漢が叫び、
所詮冒険者といっても三流どころの寄せ集めだ、ここはやはり騎士団が、などとのたまう者、
ただただ、悲嘆にくれる者、後悔をする者、怒る者・・・
それらすべてを飲み込んで、夜は更けていく。
そして、全ての者に平等に、朝はやってくるのだった。
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申し訳ない・・・
はい、そういうことで2人目の犠牲者はなんとすあまでした!マカーブル様申し訳ない。
能力値は比較的高かったのですが、運が下がりまくり、5しかなかったのです。きっとそれが影響を与えたのだと思われ・・・
「金剛石」ではかなり気に入っていたキャラだったので非常に残念でなりません。一つエピソードを考えていたのでいずれ出したいところです。
能力値は比較的高かったのですが、運が下がりまくり、5しかなかったのです。きっとそれが影響を与えたのだと思われ・・・
「金剛石」ではかなり気に入っていたキャラだったので非常に残念でなりません。一つエピソードを考えていたのでいずれ出したいところです。
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