SINCE 2009.6
メイン:ウィザードリィを中心とするダンジョンRPGの妄想プレイ日記が主でございます。
サブ:その他もろもろを書き連ねています。ジョジョとか音楽とか。
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騎士団×盗賊団 23 ~中立の水晶、そしてまさかの~
80日目 王宮より突如下った召集命令。
これまで、報告を求めることはあっても指示をほとんど出さなかった王宮の要請に、関係者らは戸惑いの色を隠せなかった。
そして、召集された場所も奇妙だった。通常、このようなときには謁見の間を使うことが多いのだが王宮が指定してきたのは御前試合などをおこなう中庭だったのだ。真意を測りかねる一同。
現在、弱冠12歳のベイキ女王が名目上の王位であるが、当面の間は摂政ベルグバーンと12賢人といわれる賢者たちの集まりとの合議制で王宮は動いていた。しかし、今回の天変地異により摂政は重傷を負っており、政治にはまともに参画できておらず、有力騎士団の長が次の摂政になるだろうと見込まれていた。
また、12賢人はそのほとんどが魔法や超自然的なことに対する対策を立てるために存在し、積極的に政治には介入しない。いや、これまでは介入しないという不文律があったのだが・・・
各騎士団の重鎮や探索チームの面々、もちろん盗賊団も含めての50人を越えようかという人々が、それぞれの思惑を胸にベイキ女王らが来るのを待っていた。
そして、12賢人を引き連れて(実際は欠員があって8人しかいないのだが)ベイキ女王のお出ましとなった。
そこで12賢人を代表するノームの長老が、淡々と今回の召集の目的を告げた。
曰く、天変地異の進行が想像以上に早まっており、終末の時は近い、と星が告げている。
これまで各騎士団らの自主性に任せて探索をとりおこなってきたが、これまでに判明したことをつなぎ合わせると意外な事実が判明した。善悪双方の力をあわせなければならない、ということを。
皆が見守る中、12賢人の一人が善、悪の水晶を手にかざし、近づけた。
すると、それぞれの水晶がまばゆい光を放ち、引き合った。
そして、手を離れた水晶は空中で閃光を放ち、ひとつになった。
「中立の水晶」が、こうして生まれたのだ。
しかし、今後の探索はどうするのか?!誰かが声を上げたのを皮切りに、辺りは騒然となった。
殺気立つ一同。自分たちにこそ権利あり、今のところ守護龍に遭遇したのは自分たちだけなのだから、とイグジス騎士団が怒声を張り上げる。グラディアス騎士団は騎士典範や過去の伝説などを持ち出し、自分たちこそがふさわしいと詰め寄る。
だが、それを予期していたのか、12賢人から意外な解決法が提案されたのだった。
「古式に則った、決闘で探索優先順位を決めることとする!」
「古式!?」「騎士典範によるとこのようなときには・・・」
それぞれの声をいっさい無視し、ノームの長老が手に掲げたものは「ウィザードリィRPG」というルールブックだった!
********
なんだ、そのオチは!と怒られそうですね。
若干の解説をいれますと、1988年、アスキーより発売されたボックス版のテーブルトークRPGというのが私の手元にあります。当時はゲームマスターとして遊んでいたものでしたが・・・
まあ、詳細はwikiなどで各自検索のこと。
今回は初のパーティ間の戦闘をやってみたいなーという安易な発想から思いついたものですが、後期のウィズはともかくとして1~3はほとんどデータなどをいじることなく各キャラクターをテーブルトーク版に移植することができます。詳細は次回になりますが、10面ダイスや8面ダイス(サイコロ)を実際に振って、決闘をしてもらうことになりますよ。
多分、プレイ日記史上初となる試みです。
面白いかどうかは、やってみないとわかりませんが、近日中の更新をお待ちください。
80日目 王宮より突如下った召集命令。
これまで、報告を求めることはあっても指示をほとんど出さなかった王宮の要請に、関係者らは戸惑いの色を隠せなかった。
そして、召集された場所も奇妙だった。通常、このようなときには謁見の間を使うことが多いのだが王宮が指定してきたのは御前試合などをおこなう中庭だったのだ。真意を測りかねる一同。
現在、弱冠12歳のベイキ女王が名目上の王位であるが、当面の間は摂政ベルグバーンと12賢人といわれる賢者たちの集まりとの合議制で王宮は動いていた。しかし、今回の天変地異により摂政は重傷を負っており、政治にはまともに参画できておらず、有力騎士団の長が次の摂政になるだろうと見込まれていた。
また、12賢人はそのほとんどが魔法や超自然的なことに対する対策を立てるために存在し、積極的に政治には介入しない。いや、これまでは介入しないという不文律があったのだが・・・
各騎士団の重鎮や探索チームの面々、もちろん盗賊団も含めての50人を越えようかという人々が、それぞれの思惑を胸にベイキ女王らが来るのを待っていた。
そして、12賢人を引き連れて(実際は欠員があって8人しかいないのだが)ベイキ女王のお出ましとなった。
そこで12賢人を代表するノームの長老が、淡々と今回の召集の目的を告げた。
曰く、天変地異の進行が想像以上に早まっており、終末の時は近い、と星が告げている。
これまで各騎士団らの自主性に任せて探索をとりおこなってきたが、これまでに判明したことをつなぎ合わせると意外な事実が判明した。善悪双方の力をあわせなければならない、ということを。
皆が見守る中、12賢人の一人が善、悪の水晶を手にかざし、近づけた。
すると、それぞれの水晶がまばゆい光を放ち、引き合った。
そして、手を離れた水晶は空中で閃光を放ち、ひとつになった。
「中立の水晶」が、こうして生まれたのだ。
しかし、今後の探索はどうするのか?!誰かが声を上げたのを皮切りに、辺りは騒然となった。
殺気立つ一同。自分たちにこそ権利あり、今のところ守護龍に遭遇したのは自分たちだけなのだから、とイグジス騎士団が怒声を張り上げる。グラディアス騎士団は騎士典範や過去の伝説などを持ち出し、自分たちこそがふさわしいと詰め寄る。
だが、それを予期していたのか、12賢人から意外な解決法が提案されたのだった。
「古式に則った、決闘で探索優先順位を決めることとする!」
「古式!?」「騎士典範によるとこのようなときには・・・」
それぞれの声をいっさい無視し、ノームの長老が手に掲げたものは「ウィザードリィRPG」というルールブックだった!
********
なんだ、そのオチは!と怒られそうですね。
若干の解説をいれますと、1988年、アスキーより発売されたボックス版のテーブルトークRPGというのが私の手元にあります。当時はゲームマスターとして遊んでいたものでしたが・・・
まあ、詳細はwikiなどで各自検索のこと。
今回は初のパーティ間の戦闘をやってみたいなーという安易な発想から思いついたものですが、後期のウィズはともかくとして1~3はほとんどデータなどをいじることなく各キャラクターをテーブルトーク版に移植することができます。詳細は次回になりますが、10面ダイスや8面ダイス(サイコロ)を実際に振って、決闘をしてもらうことになりますよ。
多分、プレイ日記史上初となる試みです。
面白いかどうかは、やってみないとわかりませんが、近日中の更新をお待ちください。
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