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SINCE 2009.6 メイン:ウィザードリィを中心とするダンジョンRPGの妄想プレイ日記が主でございます。 サブ:その他もろもろを書き連ねています。ジョジョとか音楽とか。
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騎士団×盗賊団 番外編3

(っていうか説明のみ)


さて、かなり時間が経過してしまいましたが前回において、まさかのサプライズ。
(これはウソ。実は最初から決めていました)
「中立の水晶」をめぐっての、所持、探索の優先順位を決闘によって決めることになりました。
しかもウィザードリィRPGというテーブルトークRPGのルールにのっとって、です。
思い返してみれば、シングルRPGであるウィザードリーにおいて、パーティ同士の戦いなんてものは基本的にあるはずがありません。
いわゆる「正史」において雰囲気だけはあるのがHOMでのクローンとの戦闘ぐらいですか?
外伝のディンギルやクロニクルでは対立するパーティとの戦闘があって楽しかったように思いますが、自分の作ったキャラクター同士での闘いではありませんでした・・・

い、いや、ありましたねぇ。実装されていたやつが。
それはゲームボーイで発売された外伝Ⅲ「闇の聖典」。
実際にこれで対戦した人がどれくらいいるんでしょうか?!
リアルタイムでこのゲームに触れていませんので、当時の状況はわかりませんが決して多くはなかったのではないでしょうか。
ともかく、この作品以外ではパーティ間の戦闘はない、と断言してしまっても良いでしょう。
(ちがっていたらごめんなさい。こっそり教えてください)

931c530b.jpeg今回は、テーブルトークに触れたことがない方でもある程度わかるようにルールの説明を入れたいと思います。
まず、決闘の方法を考えたのですが・・・柔道などにある勝ち抜き戦を採用します。
私一人でパーティ間の戦闘全部を処理することはできるんですが、かなり面倒なことと、ベイキ女王の御前で行われること、攻撃魔法は手加減できない、決闘はやっぱり剣でしょ!というイメージ、などなど。でやめました(笑)
パーティの代表3人(無論戦士)が、一対一のガチンコで殴り合ってもらいます。HPの回復は戦闘終了後も一切なし。魔法も使えません。
各アイテムについては、防具のみ自前のものを使用可、剣は練習用の刃をつぶしたロングソードを使います(ダメージ1D8)。
あ、1D8というのは8面体のサイコロ(ダイス)を一回振るということですので念のため。
そして殺し合いではないので、HPがゼロ以下になっても死亡扱いせず、戦闘不能の状態におちいったということにします。

ここまで決めたところで、各キャラクターのデータ(各能力値など)をそのまま紙のキャラクターシートに移植しました。
戦闘の方法は、テーブルトークですのでやはりサイコロを使います。10面体のサイコロを二つ同時に振ると、1から100までの乱数が求められます。
10面体は0から9までの数字が刻印されていまして、片方を一の位、もう片方を十の位とあらかじめ決めておきます。
01は1、00は100などと読み替えることで見事1から100までの乱数が求められるわけですね。
(なお、世の中にはゴルフボールみたいな本当の100面体のサイコロなんてものも存在します)
攻撃の回数分サイコロを振り、命中率以下の出目であれば攻撃成功、ダメージのサイコロを振ってボーナスなどを足したHITを相手のHPから引くわけです。
そして肝心の命中率は{(自分のレベル+敵のAC)×5+命中率修正}で求められます。
ただし、命中率が10より小さくなることはありません。D100(上記のやりかたで1~100の乱数を求めること)で10以下を出せば必ず命中です。
逆に、91以上の目をだすと自動的に攻撃失敗。しかも95以上だとファンブル!深刻な事故が発生します。「ファンブル表」によって何がおきたかを決めます。

かなりあっさりと戦闘に関するルールを羅列してみました。
まったく経験のない方にすれば、かなり煩雑に見えるかもしれませんがやってみれば簡単です。
また、一部に「真ウィザードリィRPG」のシステムを流用していることを明記しておきましょう。

「ファンブル」がおきなければ、圧倒的にイグジス騎士団が有利と思われますが・・・
次回更新を、お待ちください。
 

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騎士団×盗賊団 23 ~中立の水晶、そしてまさかの~ 

80日目 王宮より突如下った召集命令。
これまで、報告を求めることはあっても指示をほとんど出さなかった王宮の要請に、関係者らは戸惑いの色を隠せなかった。
 そして、召集された場所も奇妙だった。通常、このようなときには謁見の間を使うことが多いのだが王宮が指定してきたのは御前試合などをおこなう中庭だったのだ。真意を測りかねる一同。
 現在、弱冠12歳のベイキ女王が名目上の王位であるが、当面の間は摂政ベルグバーンと12賢人といわれる賢者たちの集まりとの合議制で王宮は動いていた。しかし、今回の天変地異により摂政は重傷を負っており、政治にはまともに参画できておらず、有力騎士団の長が次の摂政になるだろうと見込まれていた。
また、12賢人はそのほとんどが魔法や超自然的なことに対する対策を立てるために存在し、積極的に政治には介入しない。いや、これまでは介入しないという不文律があったのだが・・・
 各騎士団の重鎮や探索チームの面々、もちろん盗賊団も含めての50人を越えようかという人々が、それぞれの思惑を胸にベイキ女王らが来るのを待っていた。
 そして、12賢人を引き連れて(実際は欠員があって8人しかいないのだが)ベイキ女王のお出ましとなった。
そこで12賢人を代表するノームの長老が、淡々と今回の召集の目的を告げた。
曰く、天変地異の進行が想像以上に早まっており、終末の時は近い、と星が告げている。
 これまで各騎士団らの自主性に任せて探索をとりおこなってきたが、これまでに判明したことをつなぎ合わせると意外な事実が判明した。善悪双方の力をあわせなければならない、ということを。
 
 皆が見守る中、12賢人の一人が善、悪の水晶を手にかざし、近づけた。
すると、それぞれの水晶がまばゆい光を放ち、引き合った。
そして、手を離れた水晶は空中で閃光を放ち、ひとつになった。
「中立の水晶」が、こうして生まれたのだ。

しかし、今後の探索はどうするのか?!誰かが声を上げたのを皮切りに、辺りは騒然となった。
殺気立つ一同。自分たちにこそ権利あり、今のところ守護龍に遭遇したのは自分たちだけなのだから、とイグジス騎士団が怒声を張り上げる。グラディアス騎士団は騎士典範や過去の伝説などを持ち出し、自分たちこそがふさわしいと詰め寄る。
 だが、それを予期していたのか、12賢人から意外な解決法が提案されたのだった。
「古式に則った、決闘で探索優先順位を決めることとする!」

「古式!?」「騎士典範によるとこのようなときには・・・」
それぞれの声をいっさい無視し、ノームの長老が手に掲げたものは「ウィザードリィRPG」というルールブックだった!

********

なんだ、そのオチは!と怒られそうですね。
若干の解説をいれますと、1988年、アスキーより発売されたボックス版のテーブルトークRPGというのが私の手元にあります。当時はゲームマスターとして遊んでいたものでしたが・・・
まあ、詳細はwikiなどで各自検索のこと。
今回は初のパーティ間の戦闘をやってみたいなーという安易な発想から思いついたものですが、後期のウィズはともかくとして1~3はほとんどデータなどをいじることなく各キャラクターをテーブルトーク版に移植することができます。詳細は次回になりますが、10面ダイスや8面ダイス(サイコロ)を実際に振って、決闘をしてもらうことになりますよ。
多分、プレイ日記史上初となる試みです。
面白いかどうかは、やってみないとわかりませんが、近日中の更新をお待ちください。






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騎士団×盗賊団 22 ~王命により~
 
76~78日目

チームGは、この数日で無事チームN全員の救助に成功。
装備品や所持品で失ったものはなし。
約束どおり、しぶしぶだが「悪の水晶」はチームGに譲渡された。
しかし、翌日からはどうするか。

チームEは、毎日第6層へ進入し、守護流を突破できない腹いせに?!手当たりしだいモンスターを虐殺中(笑)

79日目
チームG 第4層から第6層へ抜けようとするが、固定的とのエンカウントがどうしても激しいために、今の戦力では階段にたどり着いても余力ないことが多い。
途中で方針を変更し、今日は第2層へ。
フィーンド×4と再戦するが無傷で撃破。
全滅時に失った「銀の杖」を再入手。この時点で体力、魔力の消耗は激しく帰還することになった。
今日の収穫は邪悪の斧、鎧+1、胸当て+1。
チームEには装備もレベルも相当の差があるようだ。

チームE 転移魔法による第6層での修行は続く。
グスタフ、リヴィエが早くもL14になる。
鋼の兜、メイス+2など、戦利品も豪華だ。

チームN 水晶はもう彼らの元にはない。
しかし、それでもとりあえず第4層から第6層へのルートを確保したいため、修行を続ける。

******

その夜・・・
最近頻発していた地震を、更にはるかに上回る大地震がこの辺り一体を襲った。
「ニルダの杖」なる至宝の魔力によって、リルガミンの街はかなりの損壊を免れたが、それでも市内の古い建物は幾つも倒壊した。
混乱しながらも復旧の対応に追われていた王宮は、翌朝、各地からの更なる被害報告を受け、速やかにある決断を下した。

「宝珠探索に関わるものはすべて、至急王宮へ出頭せよ!」



 

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騎士団×盗賊団 21 ~悪の水晶再び、全滅再び~

74日目
チームN 先日仕入れた情報を元に、素焼きの悪魔デルフのもとへ向かうノーラ盗賊団。
MADALTO二重奏+カシナートの重い一撃によってあっさりと勝利を手にした一行!
しかもまったくの無傷。そして予想していたとおり、チームGが失った悪の水晶を手にした。

ダーク「ちょー楽勝だったな」
ギヲン「この剣があればどんなヤツでも切り裂いてくれるわい、がっはっは」
シャドウ「よし、まだまだ余力十分だからな、ちょっと第6層でも覗いてくるか?」
イキト「さ、流石にそれは・・・ばーさんも行ってたけど、
     『まだ行けるはもう危ない』っていいますよ?」
ウィント「ちょっと見てくるだけさ、大抵の敵は私とのMADALTO二重奏で粉砕できるだろうし」
ダーク「良し、決まりだな」
イキト(本当に大丈夫かな・・・)

そして、次の日になっても彼らはリルガミンに帰ってこなかったのだった。

チームG とりあえず、資金も底をついていることもありしばらくはリハビリもかねての第4層めぐりだ。
これまでどおり第2層を経由して第4層へ。念のためデルフのいた部屋へ行ってみたが、割れた素焼きしか発見することは出来なかった。
そのまま修行を続けて街へ帰還する。

チームE 第6層。エル’ケブレスを越える方法が見つからないまま付近を探索する一行。
フィーンド、アークエンジェルなどとの死闘が続く。

75日目
チームG ノーラ盗賊団の探索チームが戻ってこなかったことを知った彼らは、さっそく迷宮へ向かった。
KANDIを使うと、第4層、東南にチームNはいるらしい。第6層へ向かう途中で身動きが取れなくなる事態が起こったようだ。
ドワーフ戦士のギヲンだけが生存していることだけは確認できた。
そして、先日拾ったアイテムの中に「瓶詰めの船」があった。つまりは、ようやくチームGもショートカットして第4層へ直接行けるようになったということだ。

(実際はノーラ盗賊団のイキトが、大量に余った瓶詰めの船をチームGの遺体回収時に彼らの持ち物に忍ばせておいたのだ)

経過はともかく、「気をつけろ!」のポイントを潜り抜け、チームN のビバークポイントまでたどり着いた。
キャンプを張っていたギヲンの証言によると、連続する戦闘に想像以上にHPが削られ、ネクロマンサーとの戦闘でついにチームの半分が死傷。
戻る途中でワータイガーの群れに不意打ちを受けて進むことも戻ることも出来なくなってしまったのだという。
とにかく、明日以降救助することと、悪の水晶を全員助けた時点でチームGに譲渡することを約束させ、この日は終了。

チームE 第6層の入り口付近で修行中・・・



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騎士団×盗賊団 20 ~水晶と守護龍~

68~73日目
チームN 72日目まで、一日一人づつ救助。特に困難もなかったが、その72日目、最後の一人コーウェルを救助に行ったときにコモドドラゴン×5の先制攻撃!エルフメイジのウィント死亡、退却。
まあどうにか体勢を立て直した翌日、こんどはあっさりと救助に成功。
全員の復活にも、何の障害もなかった・・・
実に久しぶりに、全員そろったことになる。

チームE この間、最上層への行く方法を延々と模索。そしてついにダークゾーンの中にワープポイントを発見、更に突き進むと、小部屋の奥にようやく第6層への階段を発見!
あいかわらず突風が吹く場所は通れないが、すでにMALORを習得したメイジが二人いる。
72日目に、第6層へと進入。まずは様子見だ。
バーサーカー、アークエンジェル、セラフ、ユニコーンと現れた敵をなぎ倒し、ついに、ついに
「エル’ケブレスに遭遇した」
全員一斉に攻撃をしかけるも、まったく攻撃は当たらず、魔法も効果がないようだ。
そしてお約束(笑)のブレス攻撃をまともに受け、撤退を決意する面々。
「やっぱり預けっぱなしの善の水晶が必要なんじゃないのか?」と誰かが言い出し、いったん街へ。
73日目、イグジス騎士団本部より水晶を(半ば無理やり)回収し、再度第6層へ(無論、転移魔法で)。
が、エルフメイジ×6のMADALTOで半壊、泣く泣く帰還する羽目に。

そして、その日の夜、チームGが全員救助されたことを知ったのだった。

チームG というわけで55日目に全滅してから久しぶりのG始動・・・失った装備も多く、体制を整えるのには時間がかかりそうだ。とりあえず最低限の装備は整えたが、チームEには大きく差をつけられてしまった。
チームN も装備だけでいけばほぼ同等の力か、ひょっとすればそれ以上かもしれない。
今後どうするか・・・といったときイーハ・ゼオンは、はたと思い出した。
チームNに「悪の水晶」を譲渡しなければならないのだった!まだ皆に話していない!

ダーク、シャドウの盗賊コンビが「約束のブツをもらいにきたぜ」などと肩で風を切らしてやってきた。
が、「迷宮内で全滅したとき、他の装備といっしょに水晶も持ち去られた!」という話をうけてキれるダーク。
恐らく守護者だったデルフのもとに戻っているだろう、という話しを聞いた二人は、第4層の詳細な地図をイーハから受け取ると、さっそく仲間の下へ戻っていった。
歯噛みする一行・・・

久しぶりにそろいましたんで、各パーティの現状を。

チームG(ガルディアス騎士団)
コーウェル Hu-G-Fig L12 HP83
バルメント Hu-G-Fig L9 HP70
ギィルベン Hu-G-Fig L10 HP51
マシアス Hu-G-Pri L12 HP66
ララナ Hu-G-Pri L12 HP54
イーハ Hu-G-Mag L11 HP29
チームE(イグジス騎士団)
グスタフ Dw-E-Fig L13 HP106
リヴィエ Hu-E-Fig L13 HP110
イーリス Hu-E-Fig L12 HP62
オーゼ Gn-E-Pri L13 HP74
クロード El-E-Mag L13 HP44
セイシェラ Ho-E-Mag L13 HP33
チームN(ノーラ盗賊団)
ギヲン Dw-N-Fig L12 HP79
ダーク Hu-N-Thi L12 HP59
シャドウ Ho-N-Thi L12 HP78
イキト Dw-N-Mag L12 HP54
ウィント El-N-Mag L12 HP29
テルネア Gn-G-Pri L11 HP55
ビジェン Hu-E-Bis L9 HP33

「圧倒的じゃないか!我が軍は!」という声が聞こえてきそうなぐらい、チームE単独トップ。
チームN は、装備はかなりいいものを持っていますがやっぱり打たれ弱すぎ。
でも、みなさんご承知のとおり、水晶と守護龍をどうにかしないと宝珠にはたどり着けません。

さて、彼らは無事に宝珠を入手することができるんでしょうか!?










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