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SINCE 2009.6 メイン:ウィザードリィを中心とするダンジョンRPGの妄想プレイ日記が主でございます。 サブ:その他もろもろを書き連ねています。ジョジョとか音楽とか。
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魔導師トニカクの冒険譚 31
(追記2)

なんでワシがこれを書かねばならんのだ?
どうにも騙されたような気がするんだがやむをえん。
ドワーフたるもの、一度引き受けたからには最後までやりとげてみせるわい。
で、アーシーよ、何を書けばいいんだ?

・・・ボスの日記の続きを書け、か。
また大層な難題を押し付けてくれたものだ。
そもそもこんなのは後衛の連中が書けばいいんだろうが?
わしらはどうせ盾なんじゃからな。
おっと、アーシーの奴前のページに自己紹介なんぞ書いておるのか。
やむをえん、誰が見ているか判らんから書いておくが、ドワーフの中のドワーフ、ゴーンとはワシのことじゃ。
EVILの戒律を律儀に守る戦士じゃな、クラスは。

うちのボスが死んでしまって・・・というくだりはアーシーと被るから端折ってしまえ。
前回の内容の続きをもうダイレクトに書いてやるわい。
新入り(ベルゲルト)も順調に育ってきたので、あらためて最終局面と思われる*SEPHIROTHIC TREE*に挑んでおる。
複雑なワープのつながりもばっちり地図に書き込んだはず・・・だったんじゃが、どうにもどこかで地図が間違えておるのか、あるはずのない場所にドアがあったり、前回飛んだポイントにつかんかったり、難儀しておる次第だ。
地図を明らかにする魔法もまったく役に立たんとかで、カン(・・・カン?誰のカンだ)で地図を作るからいかんのだ。
またあらためて地図を作成せにゃならんだろう。ほぼ行ける所は行きつくしたと思われるのだがな。

ボスがこだわっていた、「何か違う」というあの感覚。
この迷宮の最深部で遭遇した「彼女」と、「さあ殺せ」という謎の意識。

その謎のてがかりが、この迷宮のどこかにきっとある。
解けなかったこの謎をワシらが解明して見せるわい。

*****

アーシーです。ちゃんと書いた?あのドワーフ。
ふむふむ、へー、思ったよりまともに書いてんのね。
でもでも、「ワシらが解明する」とかいって結局頭脳労働をシルや僕に任せてんじゃん。
でも本当にわかんないんだよなー、もう謎とかどうでもいいからこのままあの女の人と戦っちゃっていいと思うんだけどなー。今のところ多数決で負けちゃってるからぐるぐる彷徨ってるけどさ。
なんとかシンパ増やさないとナ。

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魔導師トニカクの冒険譚 30
(追記1)

えーっと、アーシーです。
一応自己紹介しとくと、謎のヤカンに造られた(ホントかな?あの人は信じてたけど)ホビットの冒険者で、EVILの戒律の盗賊、と。
いつかこんな日が来たらお前があとを引き継いで書け!っていう命令だったので、うちのボスのかわりにこれを書いています。
っていうかみんな意気消沈しちゃってて今僕しか書けないんだよね。
あの日、うちのリーダー、トニカクは後もう少しでこの探索が全部終わるんじゃない?ってなところで死んじゃったんだよねぇ。ほんと困る。なにせ記憶のなかった僕らをまとめあげ、頭脳労働のほとんど全部をしょいこんで、この世界の秘密のほとんどを解き明かしちゃうくらいに凄い人だったから、その人が死んでしまっただなんてもうショックでショックで・・・
数日は誰もこのあとどうする?なんてことすら話すことできなかったくらいだからなぁ。

でも、いろいろあったけれども、結局はあの人の片腕だったシル(本当はシルメルフェムって長い名前)がどうにか皆を説き伏せて、再度編成を組みなおして探索続行中です。
そっか、あれからもう一ヶ月もたつんだねぇ。
大幅に戦力低下してしまったため、まだその建て直しに奮闘中。
だってヴォークったらマスターレベル超えても「核撃」覚えないんだもんな。
あ、ヴォークってエルフの槍使いね。いっつもあの人につかえない奴めっとかいびられてた中途半端な感じの戦士だったけど、何を思ったのか魔法使いに転職。そして控えにいたベルゲルトって人間の戦士をその穴埋めに入れて、それでこっちのパーティは形だけもとに戻りました。
形だけ・・・もうホントに、ヴォークってばだめだめ。エルフって魔法に親和性高いとか何とか言ってたのに、今でも僕より記憶力とか弱いのは何なの?なんだか信仰心のほうだけ能力伸びてるらしいけど意味ないじゃん!肝心要の「核撃」「瞬間移動」の魔法を習得してくれないと、いつまでたっても先に進めないんだよなぁ。
これじゃもう一つのパーティに追い越されちゃう。
向こうは全体的なレベルはうちより低いけど、必要な要素はすべてそろっているからなぁ・・・でもでも。
死んじゃったあの人の遺志を継ぐのは僕たちだい!ってな気持ちをもって、今懸命に修行中です。
場所は城塞B3Fの行政区画、たまにB4Fの研究区画ね。
まだ時間はかかりそうだけど、新規のベルゲルトが順調に育っているらしいので、あとはヴォークしだいってところかな?(まーそういう内容のことを今のリーダーがぼやいてたってことだけど)

あー、文章書くって疲れるのね。こんなのちまちまずーっと書いてたのか、あの人は・・・
次進展あったときには誰か別の人に書いてもらおうかな?そうだ、そうしよう。
そんなわけで途中報告でした、と。

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cdf6aab3.jpeg無念だ・・・
あとわずかで。
あとわずかでこの長きに渡った戦いにも終止符が打たれると思っておったが、よもやあの蒼い悪魔どもの手にかかってしまうとは・・・

私トニカクの冒険譚は、どうやらここまでのようだ。
もはや意識も薄れつつある・・・
あとは、任せるぞ、皆・・・


******

トニカク。L20の大魔導師であったが、志半ばにしてグレーターデーモンの凶悪な攻撃魔法の前に敗れ去り、ロスト

******

というわけで主役が死んでしまいましたぁぁぁぁぁぁぁあぁんん!!!!
(だからこそWIZARDRY、という負け惜しみ)

 

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魔導師トニカクの冒険譚 28

むぅ・・・、トニカクだ。
まだ混乱しているが、今日起こったことを整理している。
今日の、この選択が正しい選択だったのかどうか。
真実はいったい・・・

前回我々は最終ダンジョンと思われる*SEPHIROTHIC TREE*なる領域に侵入した。
しかし、というかやはり、というのか。
想像以上に過酷な状況が我々を待ち受けていたのだ。
これまでに遭遇したことのないような強烈な敵がひしめきあい、肝心の迷宮もワープワープ、またワープで現在地をつかむ魔法も効果を表さない。そして謎のメッセージがいたるところにちりばめられ、我々を惑わすのだ。
しかし、何度も繰り返し潜っていればおのずと道は開かれる。
これまでと同様とまで行かずとも、少しづつ、少しづつ探索は進んでいった。

各ポイントにある祭壇と、これまで入手した色とりどりの宝石がキーになっていたらしい。
名も知らぬ「彼女」の記憶なのか?
幾つかの過去の幻が、現れては消える。まるで「彼女」が真実に導いてくれているかのように私には思えた。

一人の少女と一人の司祭の出会いを見た。
彼女が「いにしえに滅びた王家の血」をひいた女性だということがわかったが、もともと「言葉」を話せないこともわかった。
そして「神を作る計画」とやらに巻き込もうとする賢人会議・・・

別の祭壇では、この世の終わりを見た。蒼い月が中天に昇っている。
照らされた大地には、屍、屍、屍。
広い平野は見渡す限り、人と魔物の死体で埋め尽くされていた。
そして言い争う賢人達・・・

しかしこれだけではまだよくわからない。
何がいけなかったのか?
考えつつ探索を進める中、行く手に、「彼女」の姿を見つけた。
その姿はまさしく、燭台の揺らめく炎に映し出されたその人そのものに間違いない
女性は悲しげな表情でこちらをじっと見つめ佇んでいる・・・
しかし彼女こそ全ての元凶といえる存在。
狂った世界を終わらせるには人工の神たる彼女を殺すしかない。
それができるのは、もはや我々のみ。
「さあ、神を殺せ」
自分の声なのか、それとも別の者の声なのか。
神を殺せ、という認識だけが、私の、いや、我々全員の頭の中をかけめぐっている。
しかし、しかし・・・

突如、別の強力な思念波が伝わってきた!

まどわされないで
わたしのことばをきいて
めにみえることだけがすべてではないの
あなたがたまでゆがんではいけない!

絶叫にも似たその思念波は頭の中を突き刺すように響き渡る

神は狂っている
もはや救う手立てはない
賢き人の手によって、神の座に祭り上げられた哀れな女の魂に、永久の安らぎをあたえなければならない
さあ、神を殺せ

もう自分の心の声なのか、それとも別の意識の声なのか。
何が真実で、何が正しいのか。
迷う我々の前で、いつしか彼女の姿は消え、巨大な魔物が目の前に立ちはだかっていた。
「神の召喚した魔の存在
  これが神の本質なのだ!」

だが。
違う。何かが違う。
私はまだ「納得」していない。「納得」できないことはすべきではない!
私はいぶかる皆を連れて、その場を一度離れることにした。
どうしても、真実を見極めねばならない。
私は空白の多い手元の地図に目を落とした・・・

この選択が正しかったのかどうか。
今のところ、誰にもそれはわからないのだ。
だが、決着の日は近い。

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魔導師トニカクの冒険譚 27

む、トニカクである。
ここの管理者が大変なことになっているようだが、私にとってはどうでもいいことだ。大体にして貴重なPCを触る時間を我々の世界を動かす(FOユーザーシナリオ)時間に使わずに、HPなる新しいものを勉強する時間に充てるとはどういうことかっ!

ただでさえ一年以上かかっておるというのに・・・

気を取り直して、ちょっと前回までのおさらいをしておこうか。
記憶を失っている我々が、どういう因果かこの世界の成り立ちを探ることになったのだ。
真実かどうかまだわからないが、我々が世界が滅んだ後に人工的にヤカン?に作られた人間であることがわかった。
その中で、世界がこうなってしまった秘密を管理していたと思われる城塞都市跡を探索中であったな。
居住区画や物流区画を経て、大変に苦労した行政区画を突破した我々を待っていたのは、城塞B4階、研究区画だった。

研究区画では毒巨人やら炎の悪魔などの強敵が待ち構えていたが、どうにか突破しつつ探索は続く。
研究棟とやらが3つあり、それぞれに断片的な情報が記されていたが・・・
どうにもやりきれんな。
要約すると、かつて魔物の掃滅には成功したものの、地上の全ては破壊しつくされたようだ。
世界を再興することを願って、全体意思を統一するために研究を続けたようだが、なぜこんな結論に達してしまったのか。
人間をベースにして、神もどきを作ろうとした、などと・・・。
それが再三我々の前に現れた彼女、なのか?

だが、何かの理由でその計画は失敗したのだろう。

そして、探索を進めた我々は、遂に彼女が安置?されているのであろう部屋の封印をとくことに成功したのだった。

その部屋で、待ち受けていたのはやはり「彼女」だった。
以前と変わらず沈鬱な面持ちでこちらをじっと見つめている。
対する我々は彼女が再び口を開いてくれるのをじっと、じっと待っている。
彼女はうつむき、両手でお腹をさすった。
そしてなにごとか呟く。
直接の接触が始まった・・・

・・・そして、得心した。
彼女と直接接触を持った我々の「言葉」に、彼女は更なる道を開くことで答えてくれたようだ。

彼女の姿は掻き消えてしまったが、その思念波は我らの中にある。

「わたしを せかいを とめて」

ゆらゆらと揺れる光の入り口が、唐突に現れたのだった。

その入り口の先は、すべての元凶が存在する世界。
*SEPHIROTHIC TREE*

いよいよ最終決戦、か。 


 

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